2025.
04.05
総合
第18回 在宅サービス研究発表
2025年4月5日(土)、「第18回在宅サービス研究発表会」を開催いたしました。
本研究発表会の大会委員長は、4月より福寿会足立東部病院の院長に就任された宮城琢也先生です。
宮城先生の進行のもと、「未来へと進化する医療と介護 ~医療DXで実現する在宅ケアの新たなかたち~」
をテーマに掲げ、講師の皆様による講演、職員による研究発表が行われました。当日は530名以上の
参加者が集まり、医療・介護の未来について深く学ぶ貴重な時間を共有いたしました。
- 第一部:基調講演
・加藤浩晃先生は「医療DX」に卓越した知見を持つ現役医師であり、医療経営にも携わる専門家です。DXに不慣れな職員にも分かりやすい導入方法をご講演いただき、院内会議でも前向きな姿勢が見られました。
・筧裕介先生は「認知症の方が見える世界」について実例を交えながら分かりやすく説明し、デザインの力による工夫が問題解決につながることを紹介しました。参加者からは「定期的に拝聴したい」「実践したい」との声が多く寄せられました。
・また、韓国のペクソク大学から3名の教授が来日し、韓国の医療・介護制度についてお話しいただきました。福寿会との介護学術交流の一環として、昨年仲間入りした成和会の職員が通訳を担当し、韓国の療養計画などについて幅広く学ぶ貴重な機会となりました。
- 第二部:研究発表
第二部では、職員による6題の研究発表が行われ、各専門分野の具体的なケースや成果が共有されました。福寿会の多様な施設で活躍する多職種の職員が、それぞれの研究から得た提案を説明し、他の職員にとって新鮮な学びの場となりました。発表内容は実務に活かせるものが多く、現場での取り組みに役立つ貴重な機会となりました。